開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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長いこと塾講師をしていろいろな子を見ていると、この子は早めに結果が出るな、とか、この子は時間がかかりそうだな、とか、何回か接すると見えてくるものがあります。
最初の段階で実力があるかどうか、ではなく、性格的な部分から見た伸びしろが見えてくるのです。
この子の成績は伸びづらいな、と思う子の特徴として、私の中の判断材料が3点あります。
勉強も部活も両方一生懸命取り組み、両方で結果を出す。それが理想です。
しかし多くの子は勉強よりも部活の方が楽しいわけで、そうなると部活に意識を偏らせて勉強を疎かにしがちです。
文武両道は「理想」と言いましたが、学生は勉強は疎かにしてはいけません。つまり文武両道は部活をやるものにとって当然にもっておくべき意識です。文武両道できないなら、まずは勉強を優先できるように生活を変えなくてはいけません。
そうです。スマホです。
私は常々、スマホが子供の学習に与える悪影響を危惧しています。
単に学力だけでなく、一生必要となる集中力や粘り強さ、我慢強さまで奪ってしまいます。勉強のやり方や習慣が身に付いていない子にスマホを与えることは本当に恐ろしいことなのです。
ソフトバンクのCMで女の子が「ねえ~スマホ買ってよ~」「ちゃんと勉強するから~」とおねだりして、お父さんが「わかったよ」と許してしまうやつ、ご存じですか?
あれを普通に見れないのが私です。笑
「ちゃんと勉強できるようになってからでしょ!」
どうでもいい話になりましたが、本当にスマホは使わせ方を気を付けないといけません。特に小中学生。
当塾でココ3ヶ月で辞めていった中学生の普段の授業の様子を見ていると、本当にスマホを気にしているのが丸わかりです。当塾は死角がないので全部私にばれているんですが、それでも気になるんですね。
辛いことを頑張ったり、粘り強く取り組む我慢強さまでスマホに奪われてしまいます。
逆にどれだけ今は勉強できなくても、集中して取り組む粘り強さがあれば、最終的に多くの子が結果を出しています。
小中学生のときから、自分を律する我慢強さを養えるようにしていきたいですね。
中学生は前期中間テストに向けて予習を進めています。予習の終了期限まであと3週間ほどとなり、早い子はテスト範囲の予習がすべて終了し、テキストで復習を進めています。
当塾の中学生のテキストはあえて解説の書いていないテキストを使います。
しかし今の個別指導の体験授業は、「塾が子供の学習に合わせにいっている」のが現状です。
普段の指導に自信がないのか分かりませんが、体験受講生に対しては特に「楽しく」だとか「丁寧に」だとかを注意して授業を展開しがちです。
慣れない環境で構ってくれて、明るく楽しく接してくれる若い先生がいれば、子どもは心奪われるものです。「楽しいから入りたい!」と入塾したのに、担当についたのは全く違う先生で、教え方もそうでもない、など入ってからのギャップが大きくなってしまいがちです。
体験授業は、その塾がどんな指導をしているかを知るための機会のはずです。塾が子供に合わせにいっては本末転倒。体験授業用の授業に価値はありません。
一方でフランチャイズの塾でロイヤリティーを払ったり、直営の塾で生徒の獲得成績が必要なら、生徒獲得に躍起になるのも仕方ありません。そういった個別指導塾では入塾をしてもらうためだけの体験授業が展開されてしまうのも仕方ない状況にあるのです。
それは当然当塾のような個人塾でも言えるのかもしれませんが、個人塾の場合、獲得成績なんてものはありませんから誰に怒られるわけでもありません。また個別指導塾は入塾後に授業をするのは基本大学生講師ですから、一般的には塾長が直接的に関わるわけではありません。一方当塾は入塾後もすべて塾長が見ます。ですから入塾後に苦労するくらいなら、入塾前にしっかり苦労した上で判断してもらいたいと思うのです。
では体験授業で特別扱いして入塾につなげる施策は一切しません。それが子供にとって本当の体験授業だと思うからです。
映像コンテンツが発展してきて、某有名予備校の敏腕講師の分かりやすい授業が、予備校に行かずとも手軽に受けることができるようになりました。YOUTUBE上にも驚くほどわかりやすい解説動画が見られます。
私が高校生の頃にもあったのでしょうが、そこまでメジャーではなく(たぶん、私が知らなかっただけ?笑)、当時そういった教材を知っていれば、もっと基本をちゃんと理解できていたのかなと思ったりもします。
先日病院に行った時、待合室にお母さんと子供がいたのですが、おそらく小学校低学年かそれ以下の子だったように見えましたが、ずっとお母さんのスマホで動画を見ていました。
お母さん的にはきっとその方が静かに待っていてくれて楽なのでしょうか、そんな年からスマホに慣れさせていて大丈夫なの?と不安になります。
このブログでも度々言っていますが、スマホは勉強に大きな悪影響を及ぼします。昔、子どもがサボるときにやることと言えば、テレビをみたり、ゲームをしたり、漫画を読んだり、友達と電話したり、メールしたりしていたわけですが、今の時代全部スマホでできてしまいます。これら全部を買い与えていることに等しいと思わなくてはいけません。
ましてや大人ですら依存する時代です。一度スマホの面白さを知ってしまった子は、もう自分のスマホが欲しい衝動からは逃れられないでしょう。
そんな子が小学校高学年や中学生になって、初めて自分のスマホを買い与えられたら、そりゃ依存しますよね。
これから絶対勉強する、という子供の口車に乗せられて買い与えるのはOUTです。子供に絶対はありません。 しっかりと学習習慣を確立し、それを継続できている子であれば問題ないと思います。
「子供のペースに合わせて指導する」
この言葉、どのように感じますか?うちの子が分かるペースで教えてくれるなら安心、と思われる方もいるかもしれません。事実多くの個別指導塾でよく謳われている言葉です。
しかしよく考えてみて下さい。勉強ができない子が自分のペースで勉強をして、実力をつけることができるのでしょうか。そんな甘いものじゃありません。
甘い言葉で惑わされて、本質を見失ってはいけません。勉強は、自分の実力以上、自分のペース以上の勉強に本気で取り組まなければ、何も変わりません。
私は、塾に入ってきてくれる子のペースに合わせることはしません。特に中学生のカリキュラムはできる子もできない子も基本軸は変わりません。
ですから、勉強できない子が自分のペースで終わらなければペースを上げるように頑張るか、勉強時間でカバーするしかありません。勉強時間が確保できず、終わらなければ問答無用で補習になります。
厳しいですよね。でも半強制的にでも今以上のレベルの取り組みをしない限り、できるようにはなりません。子供のペースに合わせて指導?違います。子供がペースを上げて勉強するのです。塾のペースに合わせて勉強するのです。そうして厳しい荒波に揉まれていく中で取り組みが改善され、成長していくものです。
子どもは楽な方向に流れていくもの。自ら厳しい環境に身を置こうとする子なんてなかなかいません。しかしそういう覚悟を持たない限り変われないのは厳然たる事実です。一生ものの実力をつけるとはそういうことではないでしょうか。
皆さんは塾をどういう場所だと思って通っていますか?学校以外で友達と会える場所、あるいは先生と親しくおしゃべりできる場所だと思っている子もいるかもしれません。
当塾では楽しく授業をすることはありません。友達と来てもしゃべることはできませんし、塾内は静かなので必然とやらざるを得ない環境になっています。
辛い状況になったとき、楽を求めてしまうのが人間です。やりたくないことなんて死ぬほどあるでしょう。好きなことだけしていたいと思います。大人ですらそう思うわけですから、子どもはなおさらです。
そんな子にとっては、当塾の授業はまさに勉強の修行の場です。
与えられたものをやるだけの塾ならまだ良いでしょうが、当塾は自分の頑張った分だけ授業が進み、サボった分は明確な形で跳ね返ってきます。みんなが集中して取り組む空間で、やらざるを得ない勉強。逃げ場のない授業。
今当塾に通っている生徒で、通うのが楽しい、と思ってきている子は一人もいません。皆、来たくはないけどやらなきゃいけない、という義務感で来てくれています。
しかし、本来塾とはこういった場なのではないかと思います。
近年個別指導塾が乱立し、多くの塾が生徒の獲得に躍起になっています。子供にやめてほしくない、という想いにとらわれ過ぎて、生徒のご機嫌を伺って、本当に必要な指導ができていない塾もあるのかもしれません。
塾に修行をしに行く、という意識で通うだけでも全然違うと思います。学校感覚で何となく通っていて、やるべきことが疎かになっている子は一度意識から変えてみましょう。
何かをやろうとするとき、突然できるようになる、なんてことはありません。
苦労をしながらも、何度も何度もトライして、ようやく少しずつ成果が表れ始め、少しずつできるところを増やし、できないところを改善しながら、最終的に自信を持って「できる」と言える状態になります。
何事も最初は苦しいものです。その苦しさに耐えながらやるべきことをやって、それが身を結べば大きな自信になって、のちの成長の基礎となります。
塾業界で「渡り鳥」と言われる、短いスパンで塾を転々としているご家庭の子は、最初の苦しい時期だけを繰り返しているということです。これほどかわいそうなことはありません。
苦しい時期を耐えて、ようやくここから伸びてくるぞ!というときに辞めさせられるわけですから。
最初から楽しんでやっている子がいるとすれば、それは勉強ではなく、単に塾に行くことを楽しんでいるのだと思います。友達がいて、おしゃべりして、何となく自分ができるようになった気がしているだけだと思います。それで定着して、テストができれば誰も苦労しません。
ここ数ヶ月で当塾に入ってくれた子たちは今まさに苦しんでいる最中だと思います。できないときにしっかり解説を読む習慣、途中式をしっかり書く習慣、ミスをまとめる習慣、家で予習をする習慣、どれも今までなかった習慣を1からやっているわけです。
繰り返しミスをして、もうヤダ!となっている子もいるでしょう。
でもそれを乗り越えた先に、大きく成長することができます。テストの点数なんて簡単に上がります。勉強の習慣もルーティン化して、高校でも通用する習慣を身に付けることができます。
結果が出ずに苦しんだり、勉強が分からず悩んでいるわが子を見ているのもつらいものだと思います。しかし序盤の耐え忍ぶ時期が後の成長には絶対に必要だということを理解して、子どもの成長を見守っていきましょう。
当塾で指導するにあたって、目先の理解を優先することはありません。定期テストはあくまで通過点に過ぎず、最終的には大学受験にまで対応できる学力と勉強法を身に付けることが塾としての目標だからです。
私はよく、定期テストで点数を取るためだけの勉強、という表現をします。お子様は定期テストにしか対応できない勉強をしていませんか?
私はアルバイトで個別指導の講師をしていたとき、初めて塾に来た子の体験授業を任されたことが数多くあります。体験授業にきた生徒の授業で気を付けるべき点は、①分かりやすく教えること、②コミュニケーションをとって緊張を解くこと、③できたことを褒めること、です。
部活や習い事などなんでもいいです。今まで本気でやった、もしくはやっている、というものはありますか?
1つのことに本気になって取り組んだ経験がある子は、勉強において時に驚くほどの伸びを見せてくれます。
「文武両道」をいう言葉があります。勉強もスポーツもともに頑張って結果を出していることを指し、文武両道=すごいことと考えられがちです。しかし私は昔から、「文」に本気で頑張れる子は、「武」で頑張っても結果を出せるし、逆もまた然りと考えてきました。
自分を追い込んで努力することを経験しているからです。どちらかを本気で頑張れた子は、文武両道なんて実はたいして難しいことではないのです。
あとは、本気で取り組んだその経験を、別のベクトルに向けるだけのモチベーションがあるかどうかです。
部活を一生懸命頑張っても、勉強を頑張ろうという気持ちがなければできるようになるわけがありませんし、どれだけ勉強を頑張っても、部活なんてどうでもいいと思っていれば上手くなるわけがありません。これは当然。
でもいざ、別のベクトルに向いて本気になったとき、想像以上の伸びを見せてくれることがあります。ビリギャルだってその類ですし、ネットで探せば、3か月で偏差値を10伸ばした方法!などいろいろ出てきます。これらの手法を、他人がまねたところでおそらく成績は上がりません。やり方以上に、本人たちの過去の努力の経験があったからこそ、成し得たことだと思います。
部活や習い事などに本気で取り組んでいる子は、そのベクトルが勉強に向いたとき、伸び率は大きいと思います。いろいろなことに本気で取り組むことは、最終的に勉強にもプラスに働くのかもしれません。
塾全体の定員に達した場合は募集を停止致します。興味のある方はお早めにお問い合わせください。
新中1…募集停止
新中2…募集停止
新中3…募集終了
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新高3…1~2人※
※高校3年生は定員に達しなかった場合でも7月18日(金)に募集を終了致します。
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